まず、ドラマの中では…
太渊国の王位を狙う悪役の国公、斉震(チーチェン)の養子。常に黒装束にマントを羽織り、単なる悪の忠実な部下かと思いきや、「義父上」と呼びかけることから、斉震の養子であると分かる。育ての恩から斉震に忠義を尽くし、共に育った斉震の一人娘、斉韵(チーユン)に兄としての愛情と、ほのかな恋心?を抱く。しかし、国公府で怪しい動きを見せる名医、宗越を問い詰めると、衝撃の秘密を明かされて苦悩することに…
泣きますよね😢自分の実の親は育ての親に殺されたと知り、それでもたやすく育ての恩を忘れられずに、「斉韵は無実だ、復讐に巻き込まないでくれ」と兄の宗越にひざまずく場面❗思わずうなってしまった変な私です😁
実は、原作ではドラマと違い、さらに魅力的なんです🎵
その1、雲痕は太渊の王族ではない?
前回の「原作トーク3」で書きましたが、雲痕と宗越は原作では兄弟ではありません。同じ女性を好きになる設定はそのままですが…
なので、当然、王族ではないのです。さらに、原作には斉震も登場しません(驚き❗)強烈な悪役ですが、ドラマのオリジナルキャラクターなんです。まあ、宗越の一族の仇であるキャラクターはいますので、その人物がモデルなのでしょう。
雲痕は捨て子です。実の父親はなんと、ドラマの燕烈(えんれつ)なんです❗皆さん、覚えていますか?扶揺の弱気な元カレ、燕驚塵(えんけいじん)にたびたび、「家のためだ」と悪事を強いる父親ですよ。つまり、燕驚塵と雲痕は、原作では異母兄弟になります。(❗❗)まあ、端正な顔立ちは似ていないこともない…かな?(俳優さんの顔で勝手に考えています🙇)
幼い頃に、燕烈の家の事情で、侍女の母親と一緒に捨てられた雲痕は、土から這い出してなんとか生き延びます。そう、ただ捨てられたのでなく、残酷にも生き埋めにされたのです😵母親は、幼い雲痕を地上に押し上げて、自分は穴の中で息絶えてしまいます😭
そんな彼を拾ったのが、雲馳(ユンチ)という太渊の重臣。雲馳は雲痕を養子にします。そう、雲痕の「雲」は名字で、ここから来ているのです。しかし、雲馳も善人ではありません。彼は燕烈とは政治上のライバルで、将来に雲痕を利用するために拾ったのです。そして雲痕は、玄元山で扶揺と出会います…
その2、愛した相手は…?
生き別れの兄、宗越と共に、仇の娘の斉韵を愛してしまう雲痕。
切ないラブラインですが、原作で宗越と雲痕が愛するのは、なんと、扶揺なんです❗
嘘でしょ?と思われました?本当なんです。原作では、扶揺は長孫無極をはじめ、燕驚塵、戦北野…まではドラマと同じですが、宗越と雲痕も彼女に恋するキャラクターなんです✨まさしく扶揺、最強のヒロインですね😁
だけど❗これじゃ、あんまりだと思いませんか?恋の競争率が高すぎる!あまりに「扶揺」の世界にはまった私は、とうとう自分で二次小説を書くことに…宗越と雲痕の兄弟がメインですが、「扶揺」が好きな方、どうか当ブログにお越しください❗オリジナルヒロイン、蒼玲と、美しき兄弟の出会い、これからアップしていく予定です❤️
その3、実力で太渊の皇帝に
ドラマの「扶揺」では、雲痕は太渊の王族だったために、一夜で王になったのでしたね。原作では、雲痕は自分では望まぬながら、国のために皇帝に推薦されます✨
太渊国の代表として、天熬の武術試合にやって来た雲痕。扶揺の優勝のため、準決勝対戦で試合を放棄した雲痕は、そのせいで、太渊国に戻ったあと、養父の雲馳に勘当されてしまいます😵メンツを潰した!というわけですね。それを恨みもせず、扶揺を守るために彼女と共に蒼穹まで一緒にいた雲痕ですが、扶揺と長孫無極がカップルになったあと、彼女の幸せのため、黙って去ります😭
その後、雲痕を捨てた実の父親、燕烈は、息子の燕驚塵が扶揺のために死んだあと、太渊国を乗っ取るクーデターを起こします(斉震のモデルですね😁)成功はしたものの、皇帝になったばかりで死んでしまいました😵さあ、困ったのは太渊国です。燕烈の跡継ぎはおらず、クーデター後の国は不安定。そこで、大臣たちは燕烈の死後、他国の侵攻を防いだ雲痕に皇帝の座を差し出します。武芸に優れ、なおかつ権力にも皇位にも欲がない雲痕はこうして、国のために推薦を受けて、太渊の皇帝となったのです🎵
いかがですか?お楽しみいただけたら幸いです🎵次回は、お待ちかね、長孫無極のライバル、戦北野を取り上げます❗
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