まずは、ドラマの設定から。
若くして、五州でも有名な名医。その腕の良さから、「医聖」の二つ名を持つ。もっとも、愛想は悪く、ヒロイン扶揺に「死郎中」などとからかわれる。
太渊国のかつての皇太子、文懿(ぶんい)世子の長男。権力争いのため、幼い時に無実の罪で一族を皆殺しにされ、陥れた張本人の斉震(チーチェン)への復讐が、彼の悲願。
もう一つの希望は、唯一生き別れた弟を見つけること。だが、ついに再会した弟は、なんと、憎き仇の養子になっていた…
現実の世界なら、そんなこと、信じられませんよね😢もちろん、これにも深いわけが…ドラマを見た方は、ご存じかも?
ここからは、原作のお話…
その1 お国が違う
ドラマでは、太渊国の皇族である宗越。原作では、ドラマに出てこない国、軒轅(けんえん、シェンイェン)の皇族です。ちなみに、彼の名字も「軒轅」で、本名は軒轅越(けんえんえつ)。
その2 雲痕とは兄弟じゃない⁉️
ドラマでは、生き別れた弟の雲痕(ユンハン)と再会したのに、あわや、兄弟で敵味方になってしまいそうな緊張感があった二人。なにせ、お互いにとっての仇のはずが、弟の育ての親になっちゃったわけですから…
原作では、宗越と雲痕は他人です。宗越は軒轅国の皇族、雲痕はドラマ通り、太渊国の出身。扶揺が彼らの共通の友人だったので、知り合うことになります。
ではなぜ、ドラマでは兄弟なのでしょう?
原作でも、彼ら二人の愛する女性は同じです。しかし敵対することはなく、同じ思いに苦しむ友人と言った感じ。年齢も、宗越が28歳ほど、雲痕が20歳前後と、少し離れています。雲痕が太渊の皇帝になっても、宗越を「軒轅兄さん」と親しむほど。そんなことから、ドラマの脚本家は、二人を本当の兄弟にしたのかもしれません❤️
その3 最後は皇帝に?
ドラマ終盤、重傷を負った斉韵(チーユン)を抱いて、治療の為消えた宗越。その後、田舎の村で、二人がささやかに幸せを築こうとするシーンがあります。
(ああ、これでも十分切なすぎる…)
しかし❗原作では、宗越は愛する女性とは一緒になれません。😭
軒轅国の権力者に一族の復讐を遂げたあと、皇族の彼は、新たな軒轅国の皇帝となります。
自分を捨ててまで、両親のための復讐は果たしたものの、愛した女性は友人以上にはならず、孤独のうちに、「国のための皇帝になってほしい」と彼女が望んだ皇位につきます。
しかし、愛する女性を忘れられなかった宗越は、とうとう終生、皇后を迎えなかったのです❤️
原作のお話はいかがでしたか?
ちなみに、「愛する女性」とは、斉韵(チーユン)ではないのです❗
詳しくは次回、お楽しみに🎵
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